できないことをできるようにするのが練習です。

この練習ですが、そこそこのレベルまでは漠然と練習しているだけでたどり着けます。

でもそこで頭打ち。それ以上に上手くなるには練習のフィードバックです。

ちなみに漠然とした練習で到達しうる「そこそこのレベル」は人によって違うように思います。

ランニングでも、フルマラソンをサラッとサブ4で走る人もいれば、なかなか完走できない人もいるでしょ。

私の場合、25kmくらいまではただ走るだけの練習でスイスイ走れるようになったのに、およそ2年間頭打ち。

どうやらそのあたりが私にとっての「そこそこのレベル」のようです。

 

練習の質

集中力や、目的意識と言い換えても良いかも知れません。

部活動を手伝う仕事柄、たくさんの学生スポーツ選手を見ていますが、集中力のない子はホントに伸びません。

競技種目によっては、「強度」や「精度」も含まれるでしょう。

 

練習量

私は、トレーナーとしてもランナーとしても、練習量は多ければ多いほど良いと思っています。 ってか、多いほうが良いに決まってんじゃん!

いけないのは練習の質が下がることで、質が高く維持できるなら一日練習だろうが、午前-午後-夜の三部練だろうが、何でも良いと思います。

現実には、時間が長くなると質が落ちるし、私を含めた一般ランナーも学生部活動の部員も仕事や勉強があるので、それなりの練習量で落ち着くのですが、「練習時間は~時間まで」とか「月走行距離は~kmまで」とかいう意見は無意味です。

自己啓発業界では、だいたい10,000時間取り組めばエキスパートになれる、っていう1万時間の法則というものがあるそうです。

週6で3時間練習しておよそ10年間。

そのくらいの時間を費やせば必ずプロレベル、とまでは言い過ぎだと思いますが、才能やセンス以上に継続時間や反復回数がものをいうということです。

 

フィードバック

練習で今の動作がどうだったのか、例えば長かったのか短かったのか、遅かったのか速かったのか、広かったのか狭かったのか・・・、そういう情報を受け取らないと、そこそこのレベル以上に上達することはありません。

トレーナーという仕事をしていて、今まで100人以上の部活動の先生を見てきましたが選手が「育つ」チームの先生は、例外なくフィードバックを与えるのが上手い。

部活動でも上位進出を狙うチームはどこも質の高い練習をたくさんしていますので、フィードバックが質の違いを生みます。

指導者のいない我々一般ランナーでも、例えばタイムや心拍数やストライドといった情報は、ツールを利用すれば受け取ることが出来ます。 高価ですけどね。

フィードバックを受ける工夫さえすれば、指導者なしでもそこそこのレベル以上に上達することは不可能ではないのです。

 

フィードバックを受けるツールとしてのワラーチ

走るというスキルを向上させたい場合、ワラーチはフィードバックを受けるツールとして大変優秀です。 安価ですしね。

接地衝撃や足音の大きさはエネルギーのロスに比例しますし、走路を引っかいたり擦ったりして走ればストラップが食い込んだりワラーチがズレたりしますから。

ソール厚が薄めのワラーチがおすすめです。 あと、ソックスは履かないほうが良いです。 情報量が極端に少なくなるので。

寺町スポーツ治療院 ワラーチ オンラインショップ

 

まとめ

私を含め、多くの現代人は、より良く走る余地がまだまだたくさん残されていると思っています。

だって、大して走ってませんから。 練習量が圧倒的に不足しているんです。

走ると痛い人も、フルマラソンやウルトラマラソンを完走できない人も、諦める必要はありません。

私も本気でサブ3を目標に走っています。

いかに上達するか。 どこまで上達できるか。 この手の書籍は星の数ほどありますが、コレなんか、まっとうな内容で良いと思います。