ジョゼ・モウリーニョというサッカー監督がいるのですが、この本は彼の指導コンセプトを綴った本、とでも言いましょうか。

それにしても、すごいタイトルです。たしかに、近頃は少し苦戦しているようですが、2004年からしばらくの間は相当勝ったはずです。サッカー界では大変有名な監督で、モウリーニョ本はたくさん出版されています。

どうやら、筋力とか持久力とか瞬発力とか、そういった体力的な要素を取り出して鍛えても意味が無い、って考えの指導者さんのようです。

コメントをいくつか本書から引用します。

フィジカルトレーニングにはあまり意味はない

一般にスポーツにおいてフィジカル面はさほど重要ではないんだ

どこまでがフィジカルな面で、どこからがメンタル面、技術面なのかわからないからね

我々がするべき唯一のことは、本当の試合状況により近づけた形でトレーニングをすることだ

ランナーである我々が、彼の練習法を参考にしようという話ではないんです。 ただ、ランナーなら、もっと走ることに時間を費やしてもいいんじゃない?って思うんです。 床に肘ついてじっとしている暇があるのなら、走るという行為をもっと掘り下げないといけないんじゃない?って思うんです。

ピアノの鍵盤を人差し指でたたいても音は鳴るけど、それはピアノを弾いているとは言えませんよね?

我々はまだ走れていないのではないでしょうか。