良かった事
足裏の保護
中敷き無しだと滑らなさ過ぎて、慣れないうちは足裏がヒリヒリしたり、場合によっては水ぶくれができたりするのですが、
中敷きを貼ると滑り止めの加減が適度になります。
ただ、コーデュラナイロンはやや滑りすぎるかもしれません。 私(院長すえき)も走りはじめの足裏が乾いているときは少し滑ります。
滑り止め
雨降りの日は中敷き無しだとヌルヌルしてかなり滑ります。 下り坂とかは危ないくらいです。 夏に汗っかきの人が履いてもきっとそうなります。
濡れた時の滑り止め効果としては4号帆布が一番優秀ですが、長く使ううちに水を吸うようになるので、雨量の多い日は結構重くなります。
4号帆布ほど水を吸わない8号帆布も悪くありませんが、雨の日もガンガン走りたい人にオススメするのはノンスリップレザーか、水を吸いにくいコーデュラナイロンです。
石踏んでも痛くない
中敷き無しだと走っていて石を踏むと痛いです。 特に6mm厚は。
それを緩和したいのなら4号帆布。 8号帆布やノンスリップレザーもアリですが、4号帆布ほどの安心感はありません。
2017年と18年に、前半に砂利道区間がある野辺山ウルトラマラソンでミニマル8mm厚の4号帆布を履きました。
下りの砂利道もガンガン走りましたが、全然平気でしたよ。 どちらも完走できませんでしたが・涙。
ソールの補強
ミニマル6mm厚の中敷き無しが壊れたのを何度か見たことがあります、私は壊したことありませんけど。
ワラーチランをトレーニングとして取り組んでいる高校部活動チームは全員ミニマル6mm厚の中敷き無しですが、足元が暗いところで思いっきりつまづいたり、履いたままストラップの長さ調節をしようと引っ張ったりして、年に1人は壊します。
どの中敷き素材も引き裂き強度に優れているので、中敷きを貼れば相当壊れにくくなります。 コーデュラナイロンなんて、素材も強いし接着の相性もいいので、ものすごく丈夫になります。
でも、中敷き貼ってもストラップの長さ調節はその都度脱いで行って下さいね。
赤でモチベーションアップ
赤色には意欲をかき立てやる気をおこす暗示効果があります。
「ワラーチでカラダ変えたいけど三日坊主にならないか心配」って人は赤い中敷きを貼りましょう。 ストラップも赤にすればなお良しです。
常時販売する色は赤と黒とカーキですが、時々期間限定で他の色の中敷きも販売します。
各色の効能についてはコチラにまとめてあります。
困った事
裸足感覚を損なう
4号帆布は全然裸足感覚じゃありません。
私としては、6mm厚のコーデュラナイロンは裸足で、8mm厚のコーデュラナイロンと6mm厚の8号帆布がギリギリ裸足です。
剥がれる
一度だけ剥がれたことがあります。
一日中雨脚が強かった2017年の四万十ウルトラマラソンで、4号帆布が部分的に剥がれました。 14時間ずぶぬれで走り続けた直後の写真がコレ。
足の指ふやけてます。 わかりにくいですが、両足ともボシ球のところが剥がれています、特に左が。 乾かしてから接写したのがコレ。
一番負荷がかかる箇所しか剥がれませんでしたし、スタートから9時間過ぎた昼の2時頃に見たときはまだ剥がれてなかったので、半日以上水浸しで使用するような条件でなければそれほど心配しなくてもいいと思います。
念のため、濡れたら乾かすことと、高温多湿の場所に放置しないことの2点を注意して下さい。
まとめ
どの素材も一長一短で決め手に欠きますが、総合的にみればコーデュラナイロンの赤、色が気になるのならノンスリップレザーといったところが無難なチョイスだと思います。