ワラーチで良かった事・キレイな足指、キレイなツメのまま走れる
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ワラーチで走っても足指にタコつくったり黒ツメになったりしないのは当たり前(開放されてますからね)ですが、ワラーチである程度走れるようになると、シューズでもタコつくったり黒ツメになったりしなくなります。
どういうことか?
これも、履物としての性能があまりに低いワラーチだからこそ起こった身体の機能改善の結果です。
胸張って言うことではありませんが(笑)、ウチのワラーチはストラップがサンダルと足とを強く固定してくれません。
ゆえに進行方向に足を差し込んだり、地面を引っかいたりしない走りが身につくと同時に、足裏がソールを捉える機能がアップします。
タコや黒ツメは、足がシューズの中で動いてつま先をシューズの内壁にぶつけたり擦ったりすることで生じます。
ワラーチで走れるようになると、特に下り坂でも走れるようになると、シューズで走っても中で足が動かなくなり、つま先をシューズにぶつけたり擦ったりしなくなります。
なのでキレイなつま先のままランニングできる、コレって特に女性にとっては朗報ではないでしょうか。
ワラーチ ランをトレーニングに導入しているチームにこんな選手がいました。
ワラーチ作るにあたって足型を取ろうとしたら、その選手の足のあちこちがズタズタに、いや、ホント大げさでなくズタズタに傷ついていたんです。
曰く、毎年夏になると傷ができて(湿気が多いからとかでしょうかね?)、冬になると治るそうなんですが、9月からワラーチラン始めて翌年の3月まで、5~8kmを週に2回くらい走って(冬も走ったんですよ・笑)迎えた夏は、なんと、傷ができませんでした。
ここまではっきりとした効果が見られた実例もあるので、足とシューズとの摩擦や衝突でおこるトラブルの対処法のひとつに挙げていいと私は思います。
今度レースやランイベントでワラーチランナーを見かけたらつま先を観察してみて下さい。
キレイなつま先のワラーチランナー多いですよ、実際。