ズレる ~ワラーチで困ったこと と その対策~

ワラーチ上で足がズレるのは、着地の乱れやムダを知らせるサインとして、フォーム矯正の大事な指標になるのですが、走れないほど大きくズレるのならきっと、足指で踏ん張りすぎています。

筆者の右足がまさにそうでした。

学生時代にケガで免荷したのと、リハビリとして行ったタオルギャザーで、本来の足部機能が破綻していたのだと思います。

ルナサンダルはぜんぜん滑らないと聞いていちばん薄いヤツで試したのですが、それでもズレるので、ウォーキングから始めました。

しっかりと重心を母指球にのせてから離地する(画像の黒矢印)ように意識して歩くようにしました。

初めは小さな歩幅でゆっくり歩かないといけなかったのですが、走れるようになるまで早かったです。

ずいぶん前(2014年)のことなので、はっきりとは覚えていませんが、練習回数にして5回目には、ゆっくり走れるようになっていたと記憶しています。

今(2023年6月)でも疲れたり油断したりすると足指が踏ん張って、画像の赤矢印のような重心移動をしてしまいますし、母指球の角質が肥厚している左に対して右は相変わらず親指外側が肥厚しているので、

本来の足部機能まで戻っていないのですが、問題なく走れています。

走れないほどズレるのは、やはりそうとうに足部機能が破綻しているのではないでしょうか。