梨状筋にキネシオテープを貼る
出来上がりはこんな感じになります。
テープの準備
3.75cm幅のテープを3~5マスの長さに切って、0.5マス残して縦に切れ込みを入れます。
テープの長さは、お尻の割れ目(以下、臀裂)までテープが達しない範囲で長いほうが効果が高いです。 身長182cmでやせ型の私は4マス。
5cm幅では幅が広すぎる(かゆくなりやすいです)ので、半分に切って2.5cm幅テープにして、以降は同様に加工して下さい。
貼る場所
貼る場所はイラストのとおり。
「大転子」はお尻の側面の骨が大きく出っ張った部位で、「上後腸骨棘」はベルトの高さにある骨の小さな出っ張りです。
「尾骨」は殿裂の上端部で下向きにとんがった骨を指します。
手順①
テープのふた又になっていないほうの台紙を破りとって
大転子の後ろの際(きわ)に貼ります(撮影ではタイツ着用)。
立位で、貼る側の脚にできるだけ体重をかけないようにすると、イラストのような輪郭が見つかりますので、それに「接する」ように貼ります。
大転子にかかるとかゆくなりやすく、離れすぎると効果が低くなるので、この作業の正確さが快適さと効果を大きく左右します。
手順②
貼る側が上になる側臥位で上の脚を下の脚の前に下ろし、
頭側のテープは上後腸骨棘と尾骨の中間をめがけて、足側のテープは尾骨めがけて、それぞれテープを伸ばさずに貼ります。
写真のように、本人が上後腸骨棘と尾骨の2点を自分で探して指で示しておくといいです。他人には見つけにくいので。
しっかり接着させて完成です。
こちらの記事で剥がれにくく貼るコツを紹介していますので参考にして下さい。